電動工具を選ぶ際、バッテリー式とコード式のどっちがいいのか?と迷っている人は多いのではないでしょうか。
コードがないバッテリー式は便利そうですが、「パワーが弱いのでは?」「すぐ充電が切れるのでは?」と不安に感じる人もいると思います。一方でコード式は安定したパワーが魅力ですが、「使いにくいのでは?」と悩むこともあります。
実際にはどちらにもメリット・デメリットがあり、用途に合わない選び方をすると「思っていたより使いにくい」「別のタイプにすればよかった」と後悔する原因になります。
結論から言うと、どちらか迷っている場合は、コストを気にしないならバッテリー式、コスト重視ならコード式という選び方がよいと思います。
この記事では、バッテリー式とコード式の違いを分かりやすく比較し、それぞれの特徴やメリット・デメリット、そして後悔しない選び方まで詳しく解説します。
この記事を読めば、自分の希望や考えに合った電動工具を選べるようになります。
バッテリー式とコード式の違い【結論あり】
バッテリー式とコード式の違いは、「使いやすさ」と「安定したパワー」そして「コスト」にあります。
結論から言うと、以下のようになります。
- バッテリー式
取り回しが良く、現在の主流で最も使いやすいが値段は高い - コード式
安定した力強いパワーで特定の用途に強いく、値段は安い
バッテリー式はコードがないため、場所を選ばず自由に作業できるのが最大の特徴です。最近では性能も大きく向上していて、プロの現場でも主流になっています。
一方でコード式は、コンセントから電源を取るため、パワーが安定していて長時間の作業にも向いています。ただし、コードの取り回しや作業場所に制限があるのがデメリットです。
そのため、コストを無視した場合は以下のような選び方が基本になります。
- 使いやすさ・汎用性 → バッテリー式
- パワー・長時間作業 → コード式
インパクトドライバーやドリルなどの購入で迷っている場合は、扱いやすく用途が広いバッテリー式を選んでおくと後悔しにくいです。ただしコストはかかります。
バッテリー式のインパクトドライバーに関しては、別記事「マキタ18Vインパクトドライバーの選び方|TD149D・TD157D・TD173Dの違いを比較」で詳しく整理していますので、参考にしてみてください。
バッテリー式とコード式の比較一覧(違いが一目で分かる)
バッテリー式とコード式の違いを、重要なポイントごとに一覧で整理しました。
どちらを選ぶべきか迷っている場合は、まずこの表で全体像を把握すると分かりやすくなります。
【バッテリー式とコード式の違い】
| 項目 | バッテリー式 | コード式 |
|---|---|---|
| 使いやすさ | ◎(扱いやすい) | △(コードが邪魔) |
| パワー | ○(十分に高い) | ◎(安定して強い) |
| 連続作業 | △(バッテリー交換で途切れる) | ◎(安定して強い) |
| 取り回し | ◎(自由に動ける) | △(制限される) |
| 価格・コスト | △(やや高い) | ◎(安い) |
| 作業場所 | ◎(どこでも使える) | △(電源が必要) |
| メンテナンス | △(バッテリー管理が必要) | ◎(シンプル) |
このように、バッテリー式は「使いやすさ・自由度」、コード式は「安定したパワー・低コスト」に強みがあります。ただし、工具によっては、コード式でも高性能で高価なモデルもあります。
現在は扱いやすさを重視してバッテリー式を選ぶ人が増えていますが、工具によってはコード式の方が使いやすく便利な場合もあります。
バッテリー式の特徴(メリット・デメリット)
バッテリー式電動工具は、現在もっとも主流となっているタイプで、多くのプロの現場や、アマチュアのDIYで選ばれています。
ここでは、バッテリー式のメリットやデメリットを、実際のユーザー目線で詳しく整理します。
バッテリー式のメリット
バッテリー式のメリットを整理すると以下のようになります。
【バッテリー式のメリット】
| メリット | 解説 |
|---|---|
| コードがなく自由に使える | コードに縛られないため、狭い場所や高所、屋外でも自由に作業できます。取り回しの良さは圧倒的です。 |
| どこでも作業できる | 電源がない場所でも使えるため、屋外作業や現場作業に非常に強いのが特徴です。 |
| 作業効率が高い | コードの抜き差しや取り回しを気にする必要がないため、スムーズに作業を進めることができます。 |
| 現在の主流であり種類が豊富 | 各メーカーがバッテリー式を中心に展開しており、工具の種類や選択肢が非常に多くなっています。 |
バッテリー式のメリットは、何と言っても取り回しの楽さ・快適さです。ただし、工具の種類や使い方によってはメリットと感じない場合もあります。
バッテリー式のデメリット
バッテリー式のデメリットを整理すると以下のようになります。
【バッテリー式のデメリット】
| デメリット | 解説 |
|---|---|
| バッテリーの分、大きくて重くなる | バッテリーそのものが意外と大きくて重いので、工具や作業によっては重くて使いにくいと感じる場合があります。 |
| バッテリー管理が必要で面倒 | 充電や残量管理が必要で、予備バッテリーも必要になり、バッテリー交換が面倒だと感じる場合があります。 |
| 作業効率が悪い | バッテリーの残量が減ると、作業中にパワーが落ちたり回転が落ちるので、作業効率が悪くなることもあります。 |
| 本体価格がやや高い | コード式に比べてバッテリー式工具は、本体そのものの価格が高めに設定されている傾向があります。 |
| 本体以外にも揃える必要がある | 工具本体以外に、バッテリーや充電器などを買い揃える必要があり、初期費用はコード式よりも高くなります。 |
バッテリー式工具は、バッテリーの交換が面倒で、かなりコストがかかることが大きなデメリットです。
なお、バッテリーそのものについて、よく分からないことが多いかもしれません。マキタのバッテリーについて詳しく知る場合は、別記事「マキタ18Vバッテリーの種類と違い|容量(Ah)・型番の見方を整理」で整理していますので、参考にしてください。
バッテリー式工具について総括
バッテリー式は、コードのわずらわしさから解放されて、とにかく快適に作業ができることが最大のメリットです。
実際に使ってみると「コードがないだけでここまで楽なのか」と感じることが多く、後からコード式に戻れないという声も多くあります。
それに対して、本体価格が高い傾向があり、コストがかかるのが大きなデメリットです。そして、バッテリーや充電器などの付属品を揃える必要があることも、大きな負担になる場合が多いです。
ただし、最初に付属品を揃えてしまえば、バッテリーは使いまわしが可能なので、長く使えばコスト面でのストレスは解消されるかもしれません。
バッテリー式は、最初に付属品を揃える「初期投資」が非常に大きいですが、その後の買い足しや、作業の快適さを考慮すると、決して高くはないと思います。
この部分をどのように考えるかによって、選び方が決まると思います。
コード式の特徴(メリット・デメリット)
コード式電動工具は、昔から使われているスタンダードなタイプで、「安定したパワー」と「シンプルさ」が特徴です。
現在はバッテリー式が主流になりつつありますが、プロの現場でも強く支持されているスタイルなので、用途によっては今でも有効な選択肢です。
ここでは、コード式のメリットやデメリットを、実際のユーザー目線で詳しく整理します。
コード式のメリット
コード式のメリットを整理すると以下のようになります。
【コード式のメリット】
| メリット | 解説 |
|---|---|
| パワーが安定している | コンセントから直接電源を取るため、出力が安定していて、負荷の高い作業でも性能が落ちないのが特徴です。 |
| 長時間の連続作業ができる | バッテリー切れの心配がないため、時間を気にせず使い続けることができます。 |
| 本体が小さくて軽い | バッテリーを装着しない分、本体はコンパクトにまとめられていて軽量な作りになっています。 |
| 価格が安い | 本体価格が比較的安く、またバッテリーや充電器が不要なため、初期費用を抑えやすいです。 |
コード式のメリットは、何と言っても一般家庭の電圧である、100Vを活かせるパワーです。ただし、工具の種類や使い方によってはメリットと感じない場合もあります。
また、コード式は安価なモデルもありますが、非常に高性能で高価なモデルもあります。
コード式のデメリット
コード式のデメリットを整理すると以下のようになります。
【コード式のデメリット】
| デメリット | 解説 |
|---|---|
| コードが邪魔になる | 作業中にコードが引っかかったり、取り回しが悪くなるため、使いにくさを感じる場面があります。 |
| コードがかさばる | 工具によってはコードが長くてかさばるので、意外と収納に困る場合があります。 |
| 作業場所が制限される | 電源がある場所でしか使えないため、屋外や高所などでは使いにくい場合があります。 |
| 取り回しが悪く作業効率が下がる | コードの管理や延長ケーブルの使用などが必要になり、スムーズに作業できないことがあります。 |
コード式のデメリットは、とにかくコードが邪魔になることが多く、使いにくい場面が出てくることです。
コード式工具の総括
コード式は、一般家庭の電力・電圧を最大限に使える工具なので、圧倒的なパワーと、パワーの安定が最大のメリットです。
バッテリー式のように、途中でパワーが落ちたり、回転が落ちる心配がないので、使い方や状況によっては作業効率が非常によいと言えます。
コード式の欠点は、何と言ってもコードのわずらわしさです。屋外など使う場所によっては、ロール式の大きな延長コードが必要な場合があり、面倒と感じることもあるかもしれません。
また、安価なモデルも多く普及しているので、コストを気にせず購入できることも大きなメリットです。
そしてコード式は、バッテリー式のように同一メーカーで揃える必要がないことも、意外と大きなメリットかもしれません。
使い方や工具の種類によって、ブランドやメーカーを分けることは特に悪いことではないので、メーカーに縛られない点はコード式の利点と言ってよいと思います。
どっちを選ぶべき?【タイプ別】
バッテリー式とコード式は、それぞれ向いている用途が異なります。
ここでは、使用シーンごとにおすすめの選び方をまとめました。
屋外・高所作業なら → バッテリー式
屋外や高所など、電源が確保しにくい場所での作業や、工具そのものを頻繁に持ち運ぶ作業の場合は、バッテリー式が最適です。
- 電源がなくても使用できる
- コードがないため、わずらわしさがない
- 移動しながらの作業に強い
現場作業でもバッテリー式が主流になっているのは、この利便性の高さが理由です。
長時間・据え置き作業なら → コード式
同じ場所で長時間使い続ける作業には、コード式が向いています。例えば、ガレージ内や作業部屋だけで使う場合は、コード式でも十分に対応できます。
- バッテリー切れの心配がない
- 安定したパワーで使い続けられる
- 連続作業に強い
特に大きなパワーが必要な作業や、作業時間が長い場合、特定の場所など据え置きで使う用途ではコード式のメリットが活きます。
迷った人・失敗したくない人 → バッテリー式
どちらにするか迷っている場合は、コストはかかりますがバッテリー式を選ぶのことをここではおすすめします。
バッテリー式が主流となっている工具もあり、使いやすさ・汎用性・作業効率の面で優れていることが主な理由だからです。
実際に使ってみると、コードの制限がない快適さは大きく、後悔しにくい選択になります。
- 屋外・移動作業 → バッテリー式
- 長時間・据え置き → コード式
- 迷ったら → バッテリー式
このような基準で選べば、自分に合った電動工具を選ぶことができると思います。
バッテリー式が主流になっている理由(なぜ選ばれているのか)
現在、多くの電動工具はバッテリー式が主流になっています。以前は、パワーが弱い、プロはコード式、というイメージもありましたが、技術の進化によりその状況は大きく変わっています。
技術の進化で性能が大きく向上している
近年はモーター・バッテリー・充電器の進化により、バッテリー式でも高性能かつ快適に使えるようになっています。
特に重要な進化は以下の3つです。
【バッテリー式工具の進化ポイント】
| ポイント | 説明 |
|---|---|
| モーターの進化 | 小型でありながら高出力を実現し、従来よりもパワフルで扱いやすくなりました。作業時の負担が減り、ストレスが大きく軽減されています。 |
| バッテリーの進化 | 高電圧化・大容量化が進み、長時間の連続作業が可能になりました。途中で止まるストレスが減り、実用性が大きく向上しています。 |
| 充電器の進化 | 急速充電に対応したことで、短時間で再使用が可能になりました。バッテリーを使い回すことで連続作業もでき、作業効率が大きく向上しています。 |
以上のように、現在のバッテリー式工具は「性能」だけでなく「作業時のストレス軽減」という面でも大きく進化しています。
プロの現場でもバッテリー式が主流
現在では建設現場や設備工事など、多くのプロの現場でも、電動工具においてはバッテリー式が主に使われています。
これは単に便利だからではなく、「作業効率が高い」「取り回しが良い」といった実用的なメリットが評価されているためです。
そして、コード式と同じように、十分なパワーが出るモデルが登場していることも、プロに選ばれている大きな要因のひとつです。
なぜ今はバッテリー式なのか?
これらをまとめると、バッテリー式が主流になっている理由は以下のようになります。
- 性能が十分に高くなった
- パワー面でプロが使うレベルに進化した
- 作業効率が大きく向上する
現在は、性能で選ぶ時代から、使いやすさと効率で選ぶ時代に変わってきていて、その中心にあるのがバッテリー式です。
よくある後悔パターン(選び方を間違えるとどうなる?)
電動工具は一度購入すると長く使うため、選び方を間違えると「思っていたのと違う…」と後悔することもあります。
特に多い失敗パターンを事前に知っておくことで、同じ後悔を避けることができます。
コード式にして不便だった
「安いから」という理由でコード式を選んだものの、実際に使ってみるとコードの取り回しにストレスを感じる場面が多いかもしれません。
- コードが邪魔で作業しにくい
- コンセントの位置を気にする必要がある
- 延長コードの準備が面倒
結果として、「最初からバッテリー式にすればよかった」と後悔する人も少なくありません。
バッテリーをケチって後悔
バッテリー式を選んだものの、コストを抑えるために容量の小さいバッテリーや予備なしで運用し、後悔する場合もあります。
- すぐに充電が切れる
- 作業が途中で止まる
- 結局あとから買い足すことになる
結果的に、最初から余裕を持って選び、ある程度コストをかけておけば良かった、と思うこともあります。
使用頻度が少なく、無駄な買いものになる
バッテリー式のデメリットは、値段が高いことです。特にマキタやHiKOKIなど国内の一流メーカーは、非常に高価な工具ブランドです。
バッテリー式工具を思い切って買ったものの、それほど使用する機会がない場合は「高い買い物になった」と後悔することもあります。
- 使用頻度が少なく、無駄と感じる
使い方や使用頻度とコストの関係も重要な判断要素になるので、十分に検討することが大切です。
バッテリー式:安い海外製(中国製)で後悔
近年、海外製の安価なバッテリー式工具が増えていて、アマゾンなどの通信販売で手軽に購入できるようになっています。
価格の安さは大きな魅力ですが、その一方で品質にばらつきがあるのが現状です。
- すぐに故障する・耐久性が低い
- バッテリー容量の表記と実際の性能に差がある
- 長期間の使用で不安が残る
こうした理由から、「安さで選んで失敗した」と感じるケースも少なくありません。
もちろん、すべての海外製品が悪いわけではありませんが、当たり外れの差が大きいのが実情です。
- 短期間で使う前提で割り切る
- 価格とリスクを理解した上で選ぶ
とにかく安いことが最大の魅力ですが、長く安心して使いたい場合は、実績のあるメーカーを選んでおく方が後悔しにくいと言えるでしょう。
後悔しないために大切なポイント
以下のポイントを押さえておくと後悔せずに、安心して選ぶことができます。
- 使いやすさを重視する
- 作業環境に合ったタイプを選ぶ
- バッテリーは余裕を持って選ぶ
- 値段やコストをしっかりと考える
- 長く使うかどうかもしっかりと考える
使う工具の種類や個人の考え方によって工具選びは変わるので、何をポイントにするのかを明確にしておくことが大切です。
バッテリー式とコード式は使い分けてもOK(無理に統一しなくていい)
バッテリー式とコード式は、どちらか一方に統一しなければならないわけではありません。
実際には、用途や工具の種類によって使い分ける方が、コスト面・作業効率の面でも合理的です。
例えば、私の場合は以下のような状態で電動工具を揃えています。
- インパクトドライバーや普通のドライバー → バッテリー式(取り回し重視)
- 小型の丸ノコ → バッテリー式(手軽に使える)
- 大型の丸ノコやジグソー → コード式(安定したパワー重視)
このように使い分けることで、無駄なコストを抑えつつ、それぞれのメリットを最大限活かすことができます。
特に初めて電動工具を購入する場合、「すべてバッテリー式で揃えなければいけない」と考える必要はありません。
まずは用途に合った工具を選び、必要に応じてバッテリー式とコード式を組み合わせていく方が現実的です。
また、工具が増えていくにつれて、自然と「バッテリー式が便利なもの」「コード式の方が適しているもの」が分かってきます。
最初から完璧に揃えようとするのではなく、使いながら最適な組み合わせを見つけていくことが大切です。
その結果として、コストを抑えながら効率よく作業できる環境を作ることができます。
結局どっちがいい?(結論)
結論として、バッテリー式とコード式は「どちらが優れているか」ではなく、何を優先するかで選ぶべき工具です。
分かりやすく整理すると、以下のようになります。
- 快適さ・取り回し・作業効率を重視 → バッテリー式
- コスト・安定したパワーを重視 → コード式
バッテリー式は、コードのわずらわしさがなく非常に快適に作業できるのが大きな魅力ですが、その分、バッテリーや充電器を揃える必要があり、初期費用は高くなりやすい傾向があります。
一方でコード式は、安価で導入しやすく、安定したパワーで使えるため、コストを抑えたい場合や用途が限定されている場合には非常に合理的な選択です。
- 無理に高価なバッテリー式で揃える必要はない
- 用途に応じてコード式を選ぶのも十分に正解
また、電動工具は必ずしも1つのタイプに統一する必要はなく、工具ごとにバッテリー式とコード式を使い分けることで、コストと作業効率のバランスを取ることもできます。
- コストを気にしない・快適さ重視 → バッテリー式
- コスト重視・用途が明確 → コード式
このような基準で選ぶと、後悔しにくくなります。
それでも迷っている場合は、使いやすさの面からバッテリー式を選ぶと満足度が高くなりやすい、というのが現実的な考え方だと思います。
バッテリー式とコード式の最終比較(選び方の基準)
ここまでの内容を、選び方の基準としてシンプルに整理すると以下の通りです。
【バッテリー式とコード式の選び方】
| 比較項目 | バッテリー式 | コード式 |
|---|---|---|
| 使いやすさ | ◎(取り回しが良く快適) | △(コードが邪魔になりやすい) |
| パワーの安定性 | ○(十分だが変動あり) | ◎(常に安定して強い) |
| コスト | △(初期費用が高い) | ◎(安価で始めやすい) |
| 作業効率 | ◎(スムーズに作業できる) | ○(環境によって差が出る) |
| 長時間作業 | ○(工夫すれば対応可能) | ◎(制限なく使用できる) |
| 導入のしやすさ | △(バッテリー・充電器が必要) | ◎(本体だけで使える) |
| おすすめの考え方 | 快適さ・効率を重視する人 | コスト・安定性を重視する人 |
快適さを取るか、コストと安定性を取るか、このバランスで考えると、自分に合った選び方が見えてきます。
バッテリー式とコード式の違いに関するよくある質問(FAQ)
バッテリー式とコード式のどちらを選ぶべきかについては、多くの方が同じような疑問や不安を感じています。
「本当にバッテリー式で大丈夫?」「パワーは足りる?」「どっちを選べば後悔しない?」といった悩みは、購入前によくあるポイントです。
ここでは、バッテリー式とコード式に関するよくある質問をまとめ、選び方で迷いやすいポイントを分かりやすく解説します。
事前に疑問を解消しておくことで、自分に合った電動工具を安心して選べるようになります。
Q. バッテリー式とコード式はどっちが主流ですか?
A.現在はバッテリー式が主流です。
以前はコード式が一般的でしたが、近年はバッテリーやモーターの性能が大きく向上し、バッテリー式でも十分なパワーを発揮できるようになりました。
その結果、取り回しの良さや作業効率の高さが評価され、プロの現場でもバッテリー式が広く使われています。
一方でコード式は、長時間の連続作業や据え置き用途など、特定の場面では今でも使われています。
ただし、全体的な流れとしては使いやすさを重視してバッテリー式を選ぶ人が増えているのが現状です。
Q. 初心者にはどっちがおすすめですか?
A.初心者で迷った場合はバッテリー式がおすすめです。
バッテリー式はコードがなく取り回しが良いため、初めてでも扱いやすく、作業中のストレスが少ないからです。
ただし値段が高くコストがかかるので、コストを重視する場合はコード式をおすすめします。
最初は安価なコード式を使い、ステップアップとしてバッテリー式を購入する、という工具の選び方・揃え方でもよいかもしれません。
無理して高価なバッテリー式を選ぶ必要はありません。今出せる予算内で検討することも大切です。
Q. パワーが強いのはどっちですか?
A.一般的にはコード式の方がパワーが安定していて強いです。
コード式はコンセントから直接電源を取るため、出力が一定で、高負荷な作業でもパワーが落ちにくいのが特徴です。
極端なパワーが必要な場合を除けば、バッテリー式でも十分対応できることもありますが、パワー面に関してはコード式には適いません。
インパクトドライバーのトルクについて知る場合は、別記事「インパクトドライバーのトルク(N・m)とは?初心者向けに分かりやすく解説」で解説していますので、参考にしてください。
Q. バッテリーはどれくらい持ちますか?
A.使用する工具や作業内容によりますが、一般的なDIY作業であれば数十分〜数時間程度使えることが多いです。
例えばインパクトドライバーであれば、ネジ締め作業は断続的に行うため、実際の作業時間としては比較的長く使えることが多くなります。
また、バッテリー容量(Ah)が大きいほど長く使えます。目安は以下の通りです。
- 3.0Ah → 軽作業・短時間向け
- 5.0Ah〜6.0Ah → 長時間作業・メイン用途
現在のバッテリーは性能が向上していて、すぐに切れて使えないということはありませんが、長く使うことで劣化していきます。
Q. 長時間使うならどっちがいいですか?
A.長時間の作業の場合は、基本的にはコード式の方が向いています。
コード式は電源が安定しているため、バッテリー切れの心配はありません。途中でパワーが落ちたり、回転スピードが落ちることもないので、時間を気にせず連続作業ができるのがコード式の最大のメリットです。
一方でバッテリー式でも、複数のバッテリーを用意するなどしてそれなりに対応できますが、作業途中でバッテリーの交換や充電が必要になるので、長時間の作業には向いていない場合があります。
Q. バッテリー式はすぐ壊れたり劣化しますか?
A.正しく使えばすぐに壊れたり極端に劣化することはありません。
現在のバッテリー(リチウムイオン電池)は性能が高く、一般的な使い方であれば数年単位で問題なく使用できます。ただし、使い方によっては劣化が早まることもあります。
- 高温の場所での使用や保管
- 満充電・過放電を繰り返す
- 無理な負荷をかけ続ける
このような使い方はバッテリーに負担がかかり、寿命を縮める原因になります。
- 適度に充電する
- 高温を避ける
- 純正バッテリーを使用する
このような基本的な使い方を守れば、長く安心して使うことができます。現在のバッテリーは耐久性も高く、すぐ壊れるという心配はほとんどない、と考えて問題ありません。
Q. 結局どっちを選べばいいですか?
A.迷った場合はバッテリー式を選ぶのが無難な選択になります。
現在はバッテリー式が主流で、使いやすさ・作業効率・対応できる用途の広さを考えると、多くの人にとって最適な選択になります。
ただしバッテリー式工具はコストがかかります。コストを気にしないのであれば、バッテリー式を選ぶことで後悔するリスクは最小限に抑えられます。
コストを重視する場合は、コード式を選ぶのがよいでしょう。コードのわずらわしさはありますが、コストを考慮すると「大した問題ではない」と思える場合もあります。
以上が、バッテリー式とコード式のどちらかを選ぶ際に疑問に思うポイントです。
バッテリー式とコード式の違いは「使いやすさ」と「安定したパワー」そして「コスト」にあります。
現在はバッテリー式の性能が大きく向上していて、ほとんどの用途で十分なパワーを発揮できるようになっています。そのため、使いやすさや作業効率を重視してバッテリー式を選ぶ人が増えています。ただしコストはかかります。
一方でコード式は、長時間の連続作業や据え置き用途など、特定の場面では今でも有効な選択肢です。そしてコストを抑えて購入できるメリットがあります。
このFAQを工具選びの参考にしてください。
まとめ|バッテリー式とコード式の選び方
バッテリー式とコード式は、それぞれにメリット・デメリットがあります。現在はバッテリー式が主流となっていますが、まだまだコード式も根強い人気があります。
この記事のポイントを整理すると、以下の通りです。
- バッテリー式は使いやすく、作業効率が高い(現在の主流)
- コード式はパワーが安定していて、長時間の作業に強い
- 技術の進化により、バッテリー式でも十分な性能を発揮できる
- バッテリー式はコストがかかり、コード式はコストを抑えられる
特に一流ブランドのバッテリー式工具は値段が高く、コストがかかります。それこそ、コード式の工具が複数購入できるほど高いです。
コード式を選ぶことで、浮いたお金で別の物が買えたり、美味しいものが食べられることは非常に大きなメリットです。
しかし、バッテリー式工具の使い勝手の良さは、多少高額であっても「買ってよかった」と思えるほど恩恵が大きいです。
どの部分を重視するか、によって工具の選び方は変わるので、自分が重視したいポイントを整理することが大切です。
それでも迷っている場合は、多少値段が高くてもバッテリー式を選ぶことをおすすめします。
この記事が工具選びの参考になれば幸いです。
サイト運営者:Hayashi
日曜大工や野良仕事が趣味です。電動工具、エアーツール、エンジン式機械などを1年中扱っています。この記事では、充電式電動工具の仕様や違いを整理し、比較を中心に情報を発信しています。詳しくは運営者情報のページもご覧ください。