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「マキタ」と「HiKOKI(ハイコーキ)」は、どちらもプロからDIYユーザーまで幅広く使われている電動工具メーカーですが「どっちを選べばよいのか分からない」と迷う人が多いかもしれません。
マキタとHiKOKIのどちらが向いているのかは、以下のような基準で選べば失敗は少ないでしょう。
- ◎ 圧倒的な国内シェアと、ラインナップの多さを重視する人
→ 王道ブランドのマキタ - ◎ プロ好みの尖った機能や、コスパや実用性を重視する人
→ 玄人向けブランドのHiKOKI
この記事では、バッテリー式工具に注目して、マキタとHiKOKIの違いを分かりやすく整理し、それぞれの特徴や強み、どちらを選ぶべきかを解説します。
これから電動工具を選ぶ人や、ツールメーカー選びで迷っている人はぜひ参考にしてください。
マキタの歴史や特徴
マキタは電動工具メーカーの中で最もシェアが高く、プロからDIYユーザーまで幅広く使われている工具メーカーです。
- マキタの歴史
- 国内シェアは圧倒的な高さ
- 製品ラインナップが豊富
- バッテリー互換性が極めて強い
ここでは、マキタの歴史や特徴について解説します。
マキタの歴史
マキタは、1915年(大正4年)に愛知県名古屋でモーターの販売修理会社を始めたことからスタートしました。
その後、製品を海外へ輸出するなど、経営を大きくしていきました。
そして、1959年(昭和34年)に、電動工具メーカーへ転換しました。
1970年(昭和45年)には、初めて海外(アメリカ)で法人を設立し、現在は約50か所の国や地域に販売拠点を持ち、約180か国で工具の販売とアフターサービスを行っています。
国内シェアは圧倒的な高さ
マキタは、日本国内でのシェアが非常に高く、工具の分野では約60%のシェア率を誇ります。
また、ヨーロッパを中心に海外でもシェアは非常に高く、多くの現場やユーザーに選ばれている実績があります。
そのため、情報が豊富でレビューや使い方も調べやすく、初心者でも安心して選びやすいというメリットがあります。
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製品ラインナップが豊富
マキタが提供する工具の種類は、日本一多いです。
人気のあるインパクトドライバーをはじめ、ドリル、丸ノコ、クリーナーなど幅広い電動工具を製造販売しています。
また、マキタのクリーナー(掃除機)は非常に人気が高く、「マキタは男が使う工具メーカー」というイメージは昔の話です。
今のマキタは、主婦や独り暮らしの女性にも愛用されている、一流のクリーナーブランドでもあります。
そして近年では、造園・園芸関係の製品も多くなり、キャンプ用品などのアウトドアの分野にも製品を投入しています。
マキタの18V「LXT」シリーズのクリーナー(掃除機)に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
- マキタ掃除機CL284FD・CL285FD・CL286FDの違いを比較
- マキタCL286FDの口コミ評判!サイクロンが向いている人
- マキタCL285FDの口コミ評判!紙パックが向いている人
- マキタCL284FDの口コミ評判!カプセルが向いている人
- マキタCL180FD,CL181FD,CL182FDの選び方
- マキタ掃除機CL180FDとCL181FDの違いを比較|トリガー式とワンタッチスイッチ
- マキタ掃除機CL181FDとCL182FDを比較|カプセル式と紙パック式
また、18V「LXT」シリーズのブロワに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
- マキタ・ブロワMUB184D・UB185D・UB186Dの違いを徹底比較
- マキタUB186Dの口コミ評判|落ち葉掃除に最適ブロワ
- マキタUB185Dの口コミ評判|集じん機能付き万能ブロワ
- マキタMUB184Dの口コミ評判|洗車の水滴飛ばしに最適
バッテリー互換性が極めて強い
マキタの18V「LXT」シリーズは対応製品が非常に多く、2026年9月時点で「390以上のモデル」に対応しています。
すなわち、1つのバッテリーで、390種類以上の製品に対応していて、バッテリーを使い回すことができます。
これにより、バッテリーを追加購入する必要が少なく、コストを抑えながら工具を揃えることが可能です。
特にこれから電動工具を揃えていく場合は、「LXT」シリーズ内の互換性の高さが大きなメリットになります。
なお、マキタ18Vのインパクトドライバーについては、以下の記事で詳しく整理と解説をしています。
- マキタTD173D、TS141D、TP141Dの選び方を解説
- マキタTD149D・TD157D・TD173Dの違いを比較
- マキタ・インパクトドライバーTD173Dセットの購入方法
- マキタ・インパクトドライバーTD173D本体のみの最安値
その他、マキタの18V「LXT」で使える工具に関しては、別記事「マキタ18V・LXTバッテリーはどの工具まで使える?対応工具まとめ」で解説しています。
HiKOKIの歴史や特徴
HiKOKI(ハイコーキ)は、もともと日立工機として知られていた電動工具の老舗メーカーです。
- HiKOKIの歴史
- パワーや耐久性を重視している
- マルチボルトバッテリーの強み
- こだわりのプロ向け設計
ここでは、HiKOKIの歴史や特徴について解説します。
HiKOKIの歴史
HiKOKIは、1918年(大正7年)に日平商会が電気ドリルの販売を開始したことからスタートしました。
その後、1937年(昭和12年)に日立製作所が企業を合併して、後に日立工機株式会社を設立しました。
1978年(昭和53年)には初めて海外(ドイツ)で法人を設立して以来、現在では世界中に60社以上の法人や関連会社があります。
20217年(平成29年)には、日立グループから離れて工機ホールディングス株式会社になり、ブランド名も「HiKOKI」に変わりました。
パワーや耐久性を重視している
HiKOKIの工具は、全体的にパワー重視の設計がされていて、それに伴い高い耐久性が重視されていることが大きな特徴のひとつになっています。
そのため、負荷の高い作業や耐久性が求められる場合には、HiKOKIの強みが活きやすいです。
マルチボルトバッテリーの強み
HiKOKIの大きな特徴のひとつが、「マルチボルトバッテリー」と呼ばれるバッテリーの仕組みです。
「マルチボルトバッテリー」は、18Vと36Vの両方の充電式工具に対応できる独自の仕組みで、工具に応じて自動的に電圧が切り替わります。
これにより、18Vと36Vの2つの工具を持っている場合は、1つのバッテリー(36V用)で共有できるので、効率よく作業ができることが大きなメリットになります。
こだわりのプロ向け設計
HiKOKIの工具は、パワーや耐久性だけでなく、加工の精度を重視したモデルもあります。
特に、日立時代から愛用者が多い工具が「丸ノコ」です。
HiKOKIの丸ノコは、極めて高い精度で加工することができ、ブランド名が変わっても圧倒的な人気があります。
マキタを愛用しているプロでも、「丸ノコだけはHiKOKI」という職人もいるほど、HiKOKIのプロ用丸ノコは信頼されています。
また、卓上スライド丸ノコもHiKOKIの人気製品で、同じく精度の高い加工が可能です。
◎ HiKOKIを代表するプロ仕様の36V丸ノコ「C3605DB」本体のみの最新の価格は、以下のサイトで確認できます。
マキタとHiKOKIの主な違い
マキタとHiKOKIはどちらも高性能な電動工具メーカーで、基本的な性能に大きな差があるわけではありません。
両社の主な違いを整理すると、以下のようになります。
【マキタとHiKOKIの主な違い】
| 項目 | マキタ | HiKOKI |
|---|---|---|
| ブランド特徴 | 安定性・耐久性・機能性重視 国内シェアが1番高い |
安定性・耐久性・機能性重視 国内シェアが2番目 |
| デザイン | 青をイメージカラーで統一 | 緑をイメージカラーで統一 |
| バッテリー | 18V中心(LXTシリーズ) 40Vmaxも拡大中 |
マルチボルト対応 36Vシリーズも拡大中 |
| 製品ラインナップ | 日本一多い | 2番目に多い |
| 価格 | やや高め | 比較的安い製品もあり |
| 営業所の数 | 全国に129か所 | なし |
| 修理にかかる日数 | 営業所持ち込み:3日以内が基本 | 2週間ほどかかる |
| おすすめ | 初心者〜プロまで幅広い | 初心者〜プロまで幅広い |
上記のメーカーの違いは、あくまでも目安です。
ここでは、マキタとHiKOKIの主な違いについて解説します。
バッテリーの違い|互換性と独自技術
マキタとHiKOKIの違いを比較するうえで、もっとも大きいのが「バッテリーの違い」です。
ここでは、それぞれのバッテリーについて簡単に整理します。
マキタは18V「LXT」シリーズがメイン
マキタは18V「LXT」シリーズを中心に展開していて、同じ18V「LXT」であれば、多くの工具で同じバッテリーを使い回せるのが特徴です。
また、マキタには「ライトバッテリー」というDIY専用のシリーズがあり、ホームセンターを中心に販売されています。
同じ18Vの電圧であっても、「LXT」シリーズと「ライトバッテリー」シリーズは、まったく互換性がありませんので、注意が必要です。
【マキタ「LXT」「ライトバッテリー」の違い】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 「LXT」シリーズ | プロ仕様の本格的モデル イメージカラーは「青」 |
| 「ライトバッテリー」シリーズ | DIY専用の簡単機能モデル イメージカラーは「緑」 |
| バッテリーの互換性 | 互換性なし 「LXT」専用バッテリーを使用 「ライトバッテリー」専用バッテリーを使用 |
また近年は、40Vmax「XGT」シリーズも急速に発展していて、どんどんラインナップが増えています。
今後のプロ用シリーズは、「40Vmax」がメインになることが予想されます。
HiKOKIは「マルチボルト」が中心
HiKOKIは、「マルチボルトバッテリー」という独自のシステムを採用していることが最大の特徴です。
マルチボルトバッテリーとは、1つのバッテリーで18Vと36Vの両方の工具に対応できる仕組みです。
これにより、18Vと36Vの2つの工具を持っている場合に、1つのバッテリー(36V用)を共有できるので、所有する工具を効率よく、そして無駄なく使うことができるというメリットがあります。
また、HiKOKIには、DIYに特化したモデルシリーズがありますが、マキタと異なり同じ電圧であれば、プロ仕様のバッテリーも共有できる点が非常に大きな特徴になっています。
【HiKOKI「プロ仕様」「DIY仕様」の違い】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 「プロ工具」シリーズ | プロ仕様の本格的モデル イメージカラーは「緑」 |
| 「DIY工具」シリーズ | DIY専用の簡単機能モデル イメージカラーは「青紫」 |
| バッテリーの互換性 | 互換性あり 同じバッテリーを使いまわせる |
HiKOKIは、「プロ工具」と「DIY工具」という言い方でカタログが分けられています。
なお、マキタとHiKOKIのバッテリーの違いに注目した比較記事「マキタとHiKOKIはどっちがおすすめ?メリット・デメリットと選び方【バッテリー重視で解説】」にて、さらに詳しく解説していますので、参考にしてください。
製品ラインナップとジャンルの違い
マキタは、工具の種類・バリエーションが日本一多い工具メーカーです。
建築や機械加工の現場だけでなく、造園業や林業などでもプロに愛用されていることが大きな特徴です。
また、キャンプ用品などのアウトドア向けの製品も人気があり、一般的なDIYからプロなどのヘビーユーザーまで幅広く支持されています。
一方、HiKOKIは、丸ノコなどの木工用工具は古くから人気があり、プロからの圧倒的な支持があります。
マキタほどではありませんが、製品のラインナップは非常に多く、あらゆる工具を製造・販売しています。
日立時代があまりにも有名だったので、年配の職人をメインに、HiKOKIはプロユーザーから大きな信頼を得ています。
入手のしやすさとアフターサポートの違い
マキタは、全国に約20000店舗以上の登録販売店があり、マキタの製品を販売しています。
この販売店の多さが、国内シェアの高さにも関係していて、特に身近なホームセンターでマキタ製品が販売されていることは非常に大きいです。
また、マキタは全国の129か所に営業所があり、修理対応の確実さと早さがズバ抜けています。
一方、HiKOKIは、ホームセンターでの取り扱いはマキタに次ぐ規模があり、日本中でHiKOKI製品が手に入る、という状況を維持しています。
ただし、全国に展開していた営業所はすべて閉鎖されてしまったので、HiKOKI製品の修理は、かなり時間がかかるようになってしまいました。
その代わりに、宅配を利用したWEBでの修理依頼が新たに行われています。
しかしこちらも、宅配を利用するので時間がかかり、大きい工具には対応していないなど、不十分な部分があります。
いずれにしても、マキタもHiKOKIも、製品を扱うホームセンターであれば修理をお願いすることが可能です。
マキタ製品が故障した際の修理依頼方法は、別記事「マキタ製品の修理依頼方法|マキタ営業所とホームセンター(登録販売店)の違い」で詳しく解説しています。
コストパフォーマンスと価格帯の違い
マキタは全体的に販売価格が高い、というイメージが強いかもしれません。
特に、バッテリー式工具に関しては、完全に高級ブランドとしての地位を確立しています。
中でも、18Vをメインとした「LXT」シリーズと、40Vmaxの「XGT」シリーズは、マキタのこだわりがあるプロ仕様なので、単純にコストを下げた廉価版モデルは、基本的にありません。
マキタの場合は、DIY版として「ライトバッテリー」というシリーズを展開して、プロ仕様のシリーズよりもかなり安い価格設定で販売されています。
それに対してHiKOKIは、プロ仕様の機種であっても、マキタよりも若干安い価格設定になっているモデルもあります。
また、HiKOKIには、非常にコストを抑えた安価な「DIY工具シリーズ」のモデルが沢山あることが大きな特徴で、非常に人気があります。
マキタとHiKOKIの安価モデルシリーズは以下のようになっています。
- マキタ「ライトバッテリーシリーズ」
イメージカラー:緑 - HiKOKI「DIY工具シリーズ」
イメージカラー:青紫
HiKOKIのDIY工具のインパクトドライバー「FWH18DA」は、バッテリーと充電器がセットになっていても格安で入手でき、コストパフォーマンスはズバ抜けています。
HiKOKIとい名前の信頼性もあるので、インパクトドライバーのセットではベストセラーの人気商品です。
◎ HiKOKIのインパクトドライバー「FWH18DA」のセットは、以下のサイトで最新の価格を確認できます。
マキタとHiKOKIどっちを選ぶべきか?向いている人を整理
マキタとHiKOKIはどちらも高性能な電動工具メーカーで、工具を選ぶ際の大きなポイントは特にないかもしれません。
ここでは、それぞれのメーカーが向いている人を整理します。
マキタが向いている人・おすすめの人
マキタが向いている人・おすすめの人を整理すると、以下のようになります。
- シェアが高いという安心感を得たい人
- 初めて電動工具を購入する人
- 将来的に工具を増やしていきたい人
マキタはとにかくシェアが高く、多くのユーザーがいるので、ネットでの情報も入手しやすく、初心者でも比較的安心して購入できるメーカーです。
また、これからバッテリー式電動工具を揃えていく場合は、バッテリーの互換性の高さも大きなメリットになるので、マキタが向いています。
HiKOKIが向いている人・おすすめの人
HiKOKIが向いている人・おすすめの人を整理すると、以下のようになります。
- 老舗ブランドという安心感を得たい人
- 性能もコスパもよい工具を使いたい人
- 今後、36Vに発展する可能性がある人
HiKOKIは、工具メーカーとしての歴史が長く、日立という絶対的な老舗ブランドの信頼感があるので、初心者からプロまで安心して購入できるメーカーです。
また、十分な性能を持ちつつ、コスパのよい工具を購入したい場合は、HiKOKIを選ぶのがよいでしょう。
そしてなにより、マルチボルトバッテリーという独自のシステムが最大の特徴なので、今後36Vにバージョンアップすることも視野に入れる場合は、HiKOKIが向いています。
どうしても工具のメーカー選びで、マキタとHiKOKIのどっちにするか迷っている場合は、最終的な判断は以下のようになるでしょう。
- どちらのブランドが好きか
- どちらのデザインが好きか
機能や性能面に関して、特に求めるものがない場合は、最終的には「自分が好きなもの」を選んでおくことが、後悔しない工具選びにつながります。
マキタとHiKOKIの比較に関するよくある質問(FAQ)
マキタとHiKOKIはどちらも人気の高い電動工具メーカーのため、購入前に迷うポイントも多くあります。
ここでは、マキタとHiKOKIの比較でよくある疑問を分かりやすく整理しました。
Q. 初心者はどちらを選べばよいですか?
A.初心者の場合は、扱いやすくネットの情報も多いマキタを選ぶことが無難な選択になります。
マキタは操作性やバランスが良く、初心者でも扱いやすい設計になっています。
また、ユーザー数が多いため情報やレビューが豊富で、使い方やトラブル時の対処も調べやすい点がメリットです。
HiKOKIは初心者でも十分に扱えるモデルが多く揃っていますが、同じ工具でも細かな種類が多く、選ぶのが難しいと思う場合もあります。
そのため、初めて電動工具を選ぶ場合は、まずはマキタを選ぶと失敗しにくいでしょう。
Q. マキタとHiKOKIはどちらが人気ですか?
A.全体的なシェアやユーザー数では、マキタの方が人気が高い傾向があります。
マキタは国内外で広く使われており、プロからDIYユーザーまで幅広く支持されています。
製品数も多く、ホームセンターや通販でも取り扱いが豊富なため、目にする機会が多いのが特徴です。
一方で、HiKOKIもプロの現場では高く評価されていて、特に耐久性や性能を重視するプロのユーザーから人気があります。
そのため、一般的なユーザーの間ではマキタの方が普及していますが、用途や好みによってはHiKOKIを選ぶ人も多く、どちらも信頼性の高い老舗メーカーといえるでしょう。
Q. マキタとHiKOKIで、性能に大きな違いはありますか?
A.マキタとHiKOKIで、基本的な性能に大きな違いはありません。
マキタとHiKOKIは、どちらもプロ向けの電動工具メーカーであり、インパクトドライバーなどの主要モデルではトルクや回転数などのスペックは同等の水準にあります。
しかし、精度を求める細かな作業の場合は、HiKOKIが向いている場合があります。
その他工具による違いは多少あるかもしれませんが、一般的な作業で明確な性能差を感じることは少ないでしょう。
Q. マキタとHiKOKIは、バッテリーの互換性がありますか?
A.マキタとHiKOKIのバッテリーに互換性はありません。
マキタは18V「LXT」シリーズ、HiKOKIは「マルチボルト(18V/36V)」など、それぞれ独自のバッテリー規格を採用しています。
そのため、マキタのバッテリーをそのままHiKOKIの工具に使うことや、その逆はできません。
それぞれの工具をそれぞれのバッテリーで使うためには、バッテリー互換アダプターというアフターパーツを装着する必要があります。
ただし、インパクトドライバーなどの片手で扱うツールの場合は、バランスが崩れて使いにくくなる場合があります。
したがって、マキタはマキタ、HiKOKIはHiKOKIのバッテリーをそれぞれ使うのがよいでしょう。
電動工具はバッテリーを共通で使い回すことが多いため、最初にどちらのメーカーを選ぶかが今後の工具選びにも影響します。
Q. プロはどちらを多く使っていますか?
A.マキタもHiKOKIも、プロの現場で広く使われていますが、マキタのほうがプロの職人に多く使われています。
工具の耐久性や性能などはマキタもHiKOKIもまったくの互角ですが、工具が故障した際の対応やアフターサービスは、マキタに軍配が上がります。
マキタは営業所に持ち込むことで、ほぼ確実に3日以内に修理が終わるので、作業への影響を最小限にとどめることができます。
その他、何かあったら営業所に何でも相談できることも、プロにとっては非常に大きな安心感になっているので、絶大な信頼と支持があります。
一方、HiKOKIの工具も優れているため、プロ用途で高く評価されていて、特に精度が必要な作業や高負荷な作業を行う現場で選ばれることが多い傾向があります。
実際には、職人ごとの好みや使い慣れたメーカーによって選ばれることが多く、どちらもプロが信頼して使用しているメーカーです。
Q. 結局どちらを選べばよいですか?
A.迷った場合は、国内のシェアが圧倒的に高く、ユーザーが最も多いマキタを選ぶのが無難です。
マキタは、同じバッテリー間での互換性に優れていて、初心者からプロまで幅広く使いやすいモデル展開になっています。
そのため、特にこだわりがない場合、失敗しにくい選択といえます。
一方で、丸ノコなどで精度が必要な作業の場合は、HiKOKIも有力な選択肢になります。
マキタとHiKOKIのどちらを選ぶか迷った場合、ここでは扱いやすくシェアの高いマキタを選ぶとよい、としていますが、必ずしもそうとは限らばい場合もあります。
このFAQを工具選びの参考にしてください。
まとめ|マキタとHiKOKIは「シェアの高さ」か「個性的」かの違い
ここまでマキタとHiKOKIのバッテリー式電動工具に注目して、比較や違いを整理してきました。
マキタとHiKOKIは、どちらも高性能な電動工具を製造販売する老舗メーカーで、そもそも優劣をつけることではありません。
あらためて、マキタとHiKOKIについて整理すると次のようになります。
- ◎ 圧倒的な国内シェアと、ラインナップの多さを重視する人
→ 王道ブランドのマキタ - ◎ プロ好みの尖った機能や、コスパや実用性を重視する人
→ 玄人向けブランドのHiKOKI
マキタは国内シェアが圧倒的に高く、あらゆるユーザーが愛用している、定番工具ブランドとして君臨しています。
したがって、マキタを選んでおけば、まず間違いはありません。
それに対してHiKOKIは、「マキタはみんな使っているから、自分はHiKOKIを」という感じの人が多く、他の人と違った個性派なユーザーに好まれる傾向があります。
ただし、HiKOKIは独自のコストパフォーマンス重視のモデル展開をしていて、非常に求めやすい販売価格になっていることが最大の魅力です。
価格が安い分、耐久性や精度などは落ちますが、最低限の作業は問題なく行えるので、HiKOKIを選ぶユーザーも多いです。
したがって、初心者で迷った場合は、シェアの高いマキタ、少しこだわった工具選びをするならHiKOKI、という感じになると思います。
この記事が、工具選びの参考になれば嬉しいです。
◎ マキタの人気インパクトドライバー「TD173D」の最新の価格は、以下のサイトで確認できます。
◎ HiKOKIのインパクトドライバー「FWH18DA」のセットは、以下のサイトで最新の価格を確認できます。
マキタとHiKOKIではどちらがおすすめなのか、別記事「マキタとHiKOKIはどっちがおすすめ?メリット・デメリットと選び方【バッテリー重視で解説】」にて、それぞれのメリットやデメリットを整理していますので、参考にしてください。
サイト運営者:Hayashi
日曜大工や野良仕事が趣味です。電動工具、エアーツール、エンジン式機械などを1年中扱っています。この記事では、充電式電動工具の仕様や違いを整理し、比較を中心に情報を発信しています。詳しくは運営者情報のページもご覧ください。
