※この記事はPRを含みます。
チェーンソーは「エンジン式・バッテリー式・コード式」の3種類あります。
それぞれに特徴があり、目的に合わせて選び、用途に合わせて使い分けることで、効率よく切断作業することが可能になります。
- 本格的な伐採や丸太・枝のカット
→ エンジン式チェーンソー - 丸太や枝のカットなど細い木材中心
→ バッテリー式チェーンソー - 細い木の伐採や丸太や枝のカット
→ コード式チェーンソー
この記事では、チェーンソーの「エンジン式・バッテリー式・コード式」の違いを比較し、それぞれのチェーンソーがどのようなシーン(用途)で向いているのかを整理します。
また、初心者が最初に選ぶチェーンソーは、どのタイプ(方式)がよいのかも解説します。
◎私も愛用している軽量(3kg)コンパクトモデルのエンジン式チェーンソー「エコー(ECS300T/S)27cc」の最新の価格は、以下のサイトで確認できます。
チェーンソー「エンジン式・バッテリー式・コード式」の違いを比較
「エンジン式・バッテリー式・コード式」それぞれのチェーンソーは、メンテナンス性や作業音など様々な違いがあります。
ここでは3種類のチェーンソーの違いを一覧比較し、整理します。
【エンジン式・バッテリー式・コード式の違いを比較】
| 項目 | エンジン式 | バッテリー式 | コード式 |
|---|---|---|---|
| 電源・動力 | 混合燃料 | バッテリー | AC電源 |
| パワー | 十分に高い | 機種による | 機種による |
| パワー(出力)の大きさ | 排気量が大きさ | 電圧(V)の大きさ エンジン換算数値の大きさ |
消費電力の大きさ |
| 使用時間 | 燃料に依存 | バッテリーに依存 | 長時間可能 |
| 取り回し | 良い | 良い | コードが邪魔 |
| 騒音 | 大きい | 小さい | 小さい |
| メンテナンス | 非常に多い | 少ない | 少ない |
| 電源の確保 | 不要 | 不要 | 必要 |
| 向いている主な作業 | 伐採や枝払い、丸太カット | 伐採や枝払い、丸太カット | 枝払い、丸太カット |
それぞれのチェーンその違いを比較すると以上のようになります。
エンジン式チェーンソーの特徴|メリットとデメリット
エンジン式チェーンソーは、非常に古くからあるチェーンソーの駆動方式です。
チェーンソー専用として、小型でパワーがある高性能なエンジンが開発され、進化してきました。
そして今もなお、エンジン式チェーンソーは進化を続けています。
また、エンジン式チェーンソーの特徴として、エンジンの排気量(ccまたはml)が大きいほどパワー(出力)が大きく、直径の大きな木材のカットが可能になります。
ここでは、エンジン式チェーンソーの特徴をメリットとデメリットとして整理し、詳しく解説します。
エンジン式チェーンソーのメリット
エンジン式チェーンソーのメリットを整理すると、以下のようになります。
- 大きな木の伐採作業に対応しやすい
- 太い丸太や枝のカットに対応しやすい
- 燃料の確保で長時間の作用に対応できる
- 電源やバッテリー残量を気にせず対応できる
- パワーを重視しても本体が小型で軽い
使い方や作業内容によっては、メリットと感じない場合があるかもしれません。
エンジン式チェーンソーは、パワーとトルクがあり、切断スピードが速いことが大きなメリットです。
特に、大きな木の伐採に対応できるチェーンソーはエンジン式しかないので、まだまだエンジン式チェーンソーが主力機種になっています。
エンジン式チェーンソーのデメリット
エンジン式チェーンソーのデメリットを整理すると、以下のようになります。
- 燃料の管理が必要でコストがかかる
- エンジンの始動に手間がかかる
- 騒音が大きい
- 排気ガスが出てくさい
- メンテナンスが面倒
エンジン式チェーンソーは、混合ガソリンが必要ですが、燃料費の高騰でコストがかかることが大きなデメリットです。
コストを抑えるために、混合ガソリンを自分で作ることもできますが、意外と面倒な作業なので、やはりデメリットになるでしょう。
また、エンジンのスタートができずに、イライラすることが必ずあることも、エンジン式チェーンソーの大きなデメリットです。
エンジン式チェーンソーの具体的なメンテナンス
エンジン式チェーンソーは、「エンジン」という複雑なメカニズムで稼働する機械なので、適切なメンテナンスが絶対に必要です。
ここでは、エンジン式チェーンソーで必要な日常のメンテナンスについて整理します。
【エンジン式チェーンソーのメンテナンス】
| 項目 | メンテナンス内容 |
|---|---|
| 混合ガソリンの管理 | ・自作の場合は、レギュラーガソリンと専用オイルを混ぜて作る。 ・長期保管はできず、1か月以内の使い切りが望ましい。 |
| 燃料フィルターの管理 | ・フィルターの詰まり、汚れを定期的にチェックする。必要に応じて新品交換する。 |
| エアーフィルターの管理 | ・フィルターの詰まり、汚れを定期的にチェック・清掃する。必要に応じて新品交換する。 |
| キャブレターの管理 | ・定期的なメンテナンスが望ましい。 ・ガスケットなどのパーツ交換(オーバーホール)が必要。 |
| キャブレターのセッティング | アイドリング調整など、回転数のセッティングが必要。 |
| プラグの管理 | ・汚れを定期的にチェックし、清掃が必要。必要に応じて新品交換する。 |
| スターターの管理 | ・スターターロープの痛みなどをチェックする。必要に応じて新品交換する。 |
チェーンソーに限らず、エンジン式の工具は、「キャブレター」「燃料系」「エアー系」「点火系」などのメンテナンスが絶対に必要です。
また、スターターロープは長期間の使用や、林業・造園業などで頻繁に使う場合はすぐに切れてしまうので、新品交換が必要です。
このように、エンジン式チェーンソーは非常に多くのメンテナンスが必要なことが、もっとも大きなデメリットです。
エンジン式チェーンソーが向いている作業
次に、エンジン式チェーンソーが向いている作業について整理します。
- 直径20cm以上の木の伐採
- スムーズな枝打ち作業
- 直径20cm以上の丸太のカット
どのようなシーンでエンジン式チェーンソーを使うのがよいのかを知るうえで参考にしてください。
エンジン式チェーンソーはパワーが十分にあるので、あらゆる切断作業に対応できます。
そして、カットする木材の太さに応じて、対応可能な排気量のチェーンソーを選ぶのがよいでしょう。
◎軽量(3kg)コンパクトモデルのエンジン式チェーンソー「エコー(ECS300T/S)27cc」の最新の価格は、以下のサイトで確認できます。
Amazonで「エコー(ECS300T/S)27cc」の最新価格を確認する
バッテリー式チェーンソーの特徴|メリットとデメリット
バッテリー式チェーンソーは、エンジン式のようなメンテナンスが必要なく、いつでもどこでも気軽に使えることが大きな特徴です。
近年販売されたマキタの40Vmaxのチェーンソーは、非常にパワーがあり、エンジン式とまったく同等のパワーやトルク、そして回転スピードがあります。
その結果、エンジン式チェーンソーとまったく同じ感覚で本体を操作し、スムーズに作業を進めることが可能となりました。
また、バッテリー式チェーンソーは、電圧(V:ボルト)が大きいほどパワー(出力)が大きいです。
そして、同じ電圧でも、モーターや設計の違いによってパワーが異なり、エンジンの排気量に換算してパワーが表示されることがあります。
ここでは、エンジン式チェーンソーの特徴をメリットとデメリットとして整理し、詳しく解説します。
バッテリー式チェーンソーのメリット
バッテリー式チェーンソーのメリットを整理すると、以下のようになります。
- 本体の始動が非常に簡単
- 燃料が必要ない
- 音が静か
- 排気ガスが出ない
- メンテナンスが少ない
- 電源の確保が必要ない
- 扱いが非常に楽
バッテリー式チェーンソーのメリットは、何といっても「エンジン式」のメンテナンスが全く必要ないことです。
そして、イヤーマフなどを使う必要がないほど、静かに作業ができることも大きなメリットです。
バッテリー式チェーンソーのデメリット
バッテリー式チェーンソーのデメリットを整理すると、以下のようになります。
- バッテリーという限られた電力で使う
- 予備バッテリーが複数必要な場合もある
- 容量の大きなバッテリーほど重い
- エンジン式よりも重くなる場合がある
- 意外とウルサイと感じる場合がある
- パワー不足を感じる場合がある
- 本体以外に、バッテリーや充電器も必要
- ハイパワーモデルはまだ価格が高い
バッテリー式チェーンソーは非常に便利ですが、ハイパワーモデルの購入には、非常に大きなコストがかかります。
したがって、バッテリー式チェーンソーは値段が高いことが大きなデメリットです。
また、バッテリー式チェーンソーの音は、高回転で甲高い音になるので、ウルサイと感じる場合があるかもしれません。
バッテリー式チェーンソーの向いている作業
次に、バッテリー式チェーンソーが向いている作業について整理します。
- 直径30cm以内の木の伐採
- 細い木や枝のカット
- 片手で簡単に行える枝打ち
どのようなシーンでバッテリー式チェーンソーを使うのがよいのかを知るうえで参考にしてください。
バッテリー式チェーンソーは、本格的な木の伐採も可能ですが、太い木には向いていません。
細い木や低木など、庭木の手入れ作業では非常に相性がよいでしょう。
◎マキタ18Vの軽量コンパクトなバッテリー式チェーンソー「MUC204DZNR(本体のみ)赤」の最新の価格は、以下のサイトで確認できます。
Amazonでマキタ18Vバッテリー式「MUC204DZNR(本体のみ)赤」の最新価格を確認する
コード式チェーンソーの特徴|メリットとデメリット
コード式チェーンソーは、エンジン式チェーンソーと同じように、非常に古くからあるチェーンソーの種類です。
コンセントに電源プラグを差し込んで使うので、エネルギーの供給が確実で、安定した切断ができることが大きな特徴です。
コード式のチェーンソーは、メーカーのカタログなどを見ても、具体的なパワー(出力)の表示がない場合もあるので、分かりにくいかもしれません。
コード式チェーンソーは、消費電力(W)が大きくなるほど大きなパワー(出力)がある、と理解するのがよいでしょう。
ここでは、コード式チェーンソーの特徴をメリットとデメリットとして整理し、詳しく解説します。
コード式チェーンソーのメリット
コード式チェーンソーのメリットを整理すると、以下のようになります。
- バッテリーの残量を気にせず使える
- 燃料が必要ない
- 音が静か
- 排気ガスが出ない
- 小型でもパワーがある
- 電源の確保で長時間の作業が可能
- メンテナンスが少ない
- 値段が安い
コード式チェーンソーのメリットは、何といっても電源さえ確保できれば、長時間の作業に対応できることです。
バッテリー切れや燃料切れの心配がないことは非常に大きいです。
ただし、チェーンオイルの補充は必要です。
コード式チェーンソーのデメリット
コード式チェーンソーのデメリットを整理すると、以下のようになります。
- コンセントなど電源の確保が必要
- 延長コードが必要な場合が多い
- コードが邪魔になる場合がある
- 音がウルサイと感じる場合がある
- パワー不足を感じる場合がある
- 機種によっては重い
コード式チェーンソーは、本体から出ている電源コードが「2m」ほどと短いのが一般的です。
したがって、延長コードの利用が前提になっているので、屋外でも使える丈夫な延長コードが必要です。
コード式チェーンソーは、コードが邪魔になり、作業しにくい、扱いにくいと感じる場合が多いかもしれません。
コード式チェーンソーの向いている作業
次に、コード式チェーンソーの向いている作業を整理します。
- 場所を固定して切断する作業
- 細い枝や丸太のカット
- 細い木や低木など、庭木の手入れ
コード式チェーンソーは電源の確保が必要なので、カットする場所を固定するのがよいでしょう。
そして、カットする枝や木材をチェーンソーの所に持ってくる、という作業方法が非常に向いています。
◎マキタのパワフルなコード式チェーンソー「M503(300mm)」の最新の価格は、以下のサイトから確認できます。
Amazonでマキタ「M503(300mm)」の最新価格を確認する
【初心者の選び方】最初のチェーンソーはどの方式を選べばいい?
これからチェーンソーの購入を考えている人は、どの方式を選べばよいのか迷っているかもしれません。
- 庭木の手入れ・剪定、DIYならバッテリー式チェーンソー
- 伐採や太い丸太カットなど「薪作り」はエンジン式チェーンソー
- 作業場所を固定してカットする場合はコード式チェーンソー
ここでは、それぞれのシーンに合わせて、用途別にふさわしいチェーンソーの方式を整理します。
庭木の手入れ・剪定、DIYならバッテリー式チェーンソー
DIYとして庭木の手入れなどでチェーンソーが必要な場合は、バッテリー式チェーンソーがよいでしょう。
中でも、「トップハンドル」と呼ばれるコンパクトモデルが扱いやすく、庭の手入れや剪定作業に向いています。
バッテリー式チェーンソーはコストがかかることが大きな欠点ですが、面倒なメンテナンスの必要性がないことを考えると、決して高くはありません。
海外のエンジン式チェーンソーは、ネット通販で格安で購入できるので、飛びついて買う人が多いですが、メンテナンスが大変で後悔しているユーザーが非常の多いです。
もし予算に余裕があるなら、プロ仕様の40Vmaxシリーズがよいでしょう。
40Vmaxのバッテリー式チェーンソーは、非常にパワフルで回転スピードも速いので、後悔することも少なく快適に作業ができます。
◎マキタ40Vmaxチェーンソー「MUC031GRD(セット)」バッテリー・充電器あり、色:青(ブルー)
Amazonで「MUC031GRD(セット)」の最新価格を確認する
伐採や太い丸太カットなど「薪作り」はエンジン式チェーンソー
木を倒して本格的な伐採作業を行う場合は、パワフルにカットできるエンジン式チェーンソーがよいでしょう。
また、太い丸太を輪切りにしたり、薪作りをする場合も、パワーに余裕があるエンジン式チェーンソーが向いています。
DIYで薪作りをする場合は、丸太の直径はせいぜい40cmほどが限界なので、45㏄か50㏄のエンジン式チェーンソーで対応できます。
このクラスのチェーンソーは「リアハンドルモデル」しかありませんが、まだまだ小さくて軽いほうなので扱いやすいです。
DIYで伐採や薪作りをする場合は、それほど大きな排気量のチェーンソーは必要ありません。
必要ないというよりも、例えば直径が50cmにもなる樹木のカットは、DIYの範疇を超えています。
薪作りに費やす時間や労力をコスト換算すると、割に合わない作業になるので、初心者の場合は「35cc前後のエンジン」が使いやすくてよいでしょう。
◎私も所有する一流メーカー、ハスクバーナのエンジン式チェーンソー「135 MarkⅡ(38cc)」の最新の価格は、以下のサイトから確認できます。
Amazonでハスクバーナ「135 MarkⅡ(38cc)」の最新価格を確認する
作業場所を固定してカットする場合はコード式チェーンソー
枝や丸太のカットを、一か所でまとめて行う場合は、電力の供給が安定しているコード式チェーンソーがよいでしょう。
コード式チェーンソーは、自由に移動しながらカットするような作業では、コードが邪魔で扱いにくいです。
したがって、チェーンソーを持って移動させるのではなく、カットする木材をチェーンソーの場所に移動する、という作業方法が向いています。
私自身がこの方法で薪作りを行っていますが、非常に作業効率がよくなります。
ただし、簡単な伐採や枝をカットする作業は、まったく問題なくできるので、コード式チェーンソーが1台あると便利です。
個人的なおすすめとしては、せっかくコード式で電力を気にせず使えるので、ハイパワーモデル(消費電力の大きいモデル)がよいでしょう。
モーターが大きくなるので重いですが、多少の太さにも対応できるのでストレスは少なく、しかも安いのでおすすめです。
◎マキタのパワフルなコード式チェーンソー「M503(300mm)」の最新の価格は、以下のサイトから確認できます。
Amazonでマキタ「M503(300mm)」の最新価格を確認する
チェーンソーを選ぶ際のよくある疑問(FAQ)
ここまでチェーンソーの「エンジン式・バッテリー式・コード式」の違いについて整理してきました。
ここでは、特に疑問に思いやすい内容を中心に、FAQとしてまとめています。
チェーンソーを検討する際の参考としてご活用ください。
Q. 初心者や女性でも扱いやすいのはどのタイプですか?
A.初心者や女性でも扱いやすいタイプは、バッテリー式チェーンソーです。
特に、18Vのバッテリー式チェーンソーは、軽量コンパクトで非常によくできているモデルもあるので、初心者や女性でも簡単に扱えるでしょう。
また、40Vmaxなどのハイパワーモデルは、切断スピードが速いのでストレスを感じることが少なく、満足しているユーザーが多いです。
ただし、バッテリー式チェーンソーは値段が高いことが欠点なので、購入するのにためらうことが多いかもしれません。
Q. 庭木の剪定などDIYで使う場合はどれが向いていますか?
A.庭木の剪定などDIYで使う場合は、バッテリー式やコード式チェーンソーが向いています。
どちらも簡単に始動でき、メンテナンスが楽なので、手軽に使える造園用のツールです。
また、どちらのチェーンソーも音が静かで、近隣への配慮ができることもポイントです。
ただし、バッテリー式チェーンソーは購入時のコストがかかったり、コード式はコードが邪魔などの理由でエンジン式を選ぶ人もいます。
メンテナンスは非常に大変ですが、騒音などが問題にならないのであれば、エンジン式チェーンソーも選択肢になります。
Q. バッテリー式とエンジン式では、ランニングコストにどのくらい差が出ますか?
A.ランニングコストについて整理すると、以下のようになります。
【バッテリー式とエンジン式のランニングコストの違い】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー式チェーンソーの場合 | → 初期投資が大きい → 購入後のコストは、バッテリーの充電のみで「非常に安い」 |
| エンジン式チェーンソーの場合 | → 初期投資は小さい → 購入後のコストは、燃料の調達が必要で「ガソリン代が高い」 → その他、必要に応じてエアー&燃料フィルター、プラグなどの交換費用がかかる |
ガイドバーやチェーンの費用はどちらも共通してかかるので、ここで取りあげるのは省略します。
バッテリー式チェーンソーは、本体だけでなく、バッテリーや充電器も揃える必要があるので、最初の購入時に大きなコストがかかります。
しかし、すべてを揃えてしまえば購入後のコストは、充電時の電気代のみなので、驚くほど安いです。
それに対してエンジン式チェーンソーは、最初の購入時は非常にコストが抑えられますが、その後の費用がそれなりにかかります。
フィルターやプラグなどは安価に購入できますが、メンテナンスの手間をコスト換算すると、相当な金額になります。
このメンテナンスのコスト換算をどのように考えるかによって、選び方が変わるでしょう。
Q. エンジン式チェーンソーのメンテナンスは初心者には難しいですか?
A.エンジン式チェーンソーのメンテナンスは、機械いじりなどが好きな人であれば、初心者でも難しくありません。
しかし、機械いじりが好きではなく、部品を外したり交換などの作業が苦手な場合は、メンテナンスは難しいかもしれません。
エンジン式チェーンソーのメンテナンスでは、特別な工具は必要なく、一般的な道具だけでできます。
メンテナンスとは言っても幅が広いので、どこまで自分で行うかは、人それぞれの考え方でよいでしょう。
たとえば、林業や造園業のプロでも、機械のメンテナンスは一切せず、すべて専門店に任せている、という人もいます。
お金はかかりますが、へたに自分でメンテナンスするよりも確実です。
エンジン式チェーンソーの難しい部分は、メンテナンスとは別にあり、実はエンジン始動のスタートが初心者にとってもっとも難しいです。
Q. チェーンソーのエンジンがかからない場合は、どうすれば直りますか?
A.チェーンソーのエンジンがかからない場合の対処方法は、何度も無理にスターターロープを引っ張らないことです。
エンジンがかからない主な原因は、プラグが燃料で濡れていて火花が飛ばないからです。
何度もスターターロープを引っ張てもエンジンがかからない場合は、プラグを外して乾かすのが一番簡単な直し方です。
また、エンジンの内部に燃料が多く入り過ぎている場合もあるので、プラグの穴から余分な燃料を出して、プラグの穴を開けたまま乾燥させるのも有効です。
そして、プラグが完全に乾いたら元に戻し、チョークを引いて(空気の量を絞って)からスターターロープを引っ張ります。
少しでもエンジンがかかり、爆発(初爆)があればチョークを戻してから、ふたたびスターターロープを引っ張ります。
通常は、このようなやり方でエンジンは始動します。
特に初心者の場合は、チョークを戻すタイミングが難しかもしれません。
Q. コード式(AC電源)とバッテリー式は、どちらが良いですか?
A.コード式(AC電源)とバッテリー式のどちらが良いのかは、目的や使い方、そして予算によって異なります。
チェーンソーを移動させながら作業する場合は、コードの無いバッテリー式が扱いやすいです。
コード式チェーンソーを使う場合は、必ずといってよいほど延長コードを使うことになるので、扱い方に制限があるかもしれません。
また、バッテリー式チェーンソーは非常にコストがかかるので、予算を抑えて安いチェーンソーがよい場合は、コード式がよいでしょう。
Q. チェーンソーを購入する際、一緒に揃えておくべき安全装備は何ですか?
A.チェーンソーを購入する際、一緒に揃えておくべき安全装備を整理すると、以下のようになります。
【安全装備の一覧】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手袋・グローブ | 必要性:〇 手を保護するためにあると良い 寒い日は防寒対策になる |
| イヤーマフ | 必要性:△ エンジン式では、使うと耳に優しい 寒い日は防寒対策になる |
| ゴーグル | 必要性:△ 風の強い日は、切り粉が目に入るので必須 |
| フェイスガード | 必要性:△ 切りクズなどが飛び散る場合がある |
その他、ヘルメットや専用の衣類などもあるかもしれませんが、必要に応じて安全装備や保護用品を装着するのがよいでしょう。
チェーンソーを使った作業は、他の道具と異なり、全身を使った肉体労働なので、真冬でも汗をかきます。
したがって、チェーンソーを扱う作業時の服装は、動きやすい格好で、さらに汗をかいたらすぐ脱げる服装がよいでしょう。
Q. バッテリー式チェーンソーは高いですが、買う価値はありますか?
A.値段の高いバッテリー式チェーンソーを買う価値があるかどうかは、その人の考え方によって決まります。
バッテリー式チェーンソーは、チェーンソー本体とバッテリー、そして充電器を最初に揃えるので、非常に初期費用が高く、負担が大きいです。
しかし、林業や造園関係のプロの現場で、エンジン式からバッテリー式に買い替えている人が多くいます。
このような現状を見ると、メンテナンスの時間や労力が圧倒的に少ないバッテリー式のほうが、利用価値も利便性もあるからだと思います。
バッテリーさえ充電されていれば、簡単に楽に使うことができるので、バッテリー式チェーンソーを使うメリットは非常に大きいでしょう。
以上が、チェーンソーを選ぶ際に疑問に思いやすいポイントです。
十分な解決になっていないかもしれませんが、チェーンソー選びの参考にしてください。
まとめ|チェーンソーは使い方や目的で分けると便利
この記事では、チェーンソーの「エンジン式・バッテリー式・コード式」の違いと比較を整理し、解説しました。
これからチェーンソーの購入を考えている人は、自分の使い方にふさわしい1台を選ぶのがよいでしょう。
- 本格的な伐採や丸太・枝のカット
→ エンジン式チェーンソー - 丸太や枝のカットなど細い木材中心
→ バッテリー式チェーンソー - 細い木の伐採や丸太や枝のカット
→ コード式チェーンソー
チェーンソーは、駆動方式の違いだけでなく、パワーの大きさやハンドルの形状、そしてガイドバーの長さやチェーン刃の違いなど、非常に複雑な構成になっている道具です。
したがって、チェーンソーを1台だけ選ぶのが難しいでしょう。
最終的には、それぞれの状況や目的に応じて、複数の異なるモデルのチェーンソーを使い分ける、というスタイルになるかもしれません。
私は現在、エンジン式が4台、バッテリー式1台、コード式1台、合計6台のチェーンソーを所有しています。
そしてハンディータイプのミニチェーンソーも1台あります。
チェーンソーを使う目的は、薪作りや敷地の木の管理ですが、カットする木材の太さや、作業効率などを考えていたら6台になっていた、という感じです。
チェーンソーはこのような道具なので、私のようにDIYが趣味の人は、最初から完璧な1台だけでやって行こう、という考え方は持たないほうがよいかもしれません。
すなわち、住んでいる環境や生活スタイルの違いによって、チェーンソーの持ち方が変わる、と理解するのがよいでしょう。
この記事が、チェーンソー選びの参考になれば嬉しいです。
マキタの40Vmaxバッテリー式チェーンソーに関しては、以下の記事で解説していますので、参考にしてください。
- MUC032GとMUC031Gの違いを比較|マキタ40Vmaxチェンソーはどっちを選ぶ?
- マキタMUC031Gが向いている人は?口コミ評判レビューのまとめ|40Vmaxチェーンソーの選び方
- マキタMUC032Gが向いている人は?口コミ評判レビューのまとめ|40Vmaxチェーンソーの選び方
マキタの18V+18Vシリーズのチェーンソーに関しては、以下の記事で解説しています。
サイト運営者:Hayashi
日曜大工や野良仕事が趣味です。電動工具、エアーツール、エンジン式機械などを1年中扱っています。この記事では、充電式電動工具の仕様や違いを整理し、比較を中心に情報を発信しています。詳しくは運営者情報のページもご覧ください。
